ADHDに良いサプリと食事徹底検証!

カンジダ菌対策におすすめのBED食事療法

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ここまで、GFCF食事療法とSCD食事療法を紹介しました。

その他の食事療法として、ボディ・エコロジー(BED)食事療法とウェストン・A・プライズ(WAP)食事療法について簡単に説明していきたいと思います。

ボディ・エコロジー食事療法(BED)は、カンジダ菌の増殖、においの強いガス、消火器の不快感などの症状がある子供に用いられる食事療法です。

BED食事療法では、砂糖と炭水化物の一部、カビやイースト菌を含んだ食品と除去し、アルカリ性食品や発酵食品をとります。
子供がカンジダ菌の問題を持っていると感じた場合に有効となる食事療法です。

BED食事療法の特徴は、砂糖や炭水化物の一部を除去するだけでなく、体内のpHのバランスを保つことを重要としている点です。
血液など、私達の体液は普段は弱アルカリ性なのですが、BEDではそれを維持できるようにアルカリ性食品を多く摂ることを薦めています。
体液を弱アルカリ性に保つと、腸の健康維持に効果的だからです。

ここで、アルカリ性食品と酸性食品について簡単に説明しておきます。 食品には体内で代謝された結果、アルカリ性になる食品と酸性になる食品があります。
「すっぱいから酸性」ということではなく、体内で消化された際のpH値が基準となり、それがアルカリ性ならアルカリ性食品、酸性なら酸性食品ということです。

アルカリ性食品に分類されるのは根菜・葉野菜・海藻・果物・キノコなどです。 ちなみに酸味のあるレモンや梅干しもアルカリ性食品です。

一方、酸性食品に分類される食品は肉・魚介・砂糖などです。 スナック菓子などの加工食品も酸性食品です。

BEDでは酸性食品はできるだけ控えた方がいいとされているので、肉の摂取量も減らさなければなりません。 この食事療法は他の食事療法と比較すると、動物性タンパク(肉や魚)の摂取量がかなり少なめになります。 米などの穀類は酸性食品なので制限されますが、そばなどの穀類はアルカリ性食品なので制限されません。

メニューを組み立てる際には、なるべく多くのアルカリ性食品をとり、酸性食品はできるだけ控えめにすることが原則です。

これと同時にカンジダ菌を増やす砂糖などの食品を除去します。 カンジダ菌を増やす品についてはこちらをごらんください。

以上、BED食事療法についての簡単な説明です。
読んでいただいてわかったと思うのですが、僕がおすすめしているGFCF食事療法とSCD食事療法と同時に実行するのは難しいです。
ADHDなどの発達障害の子供の食事療法の一つとしてこんなものがあって、 酸性食品とアルカリ性食品というものがあるんです。という知識程度にとどめておいていただければ幸いです。

前日に書いた記事に書いてしまったので一応紹介しました。 次はWAP食事療法について書いていきます。

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