ADHDとゲームの意外な関係
ADHDとゲーム、これらは一見全く関係のないように見えますが、
TVゲームに代表される今の娯楽・遊びは、昔の遊びに比べて、思考を司る前頭野を使わない物が多いように思われます。
ADHDなどの発達障害の子供では、前頭野を使うのが苦手な子が多くいます。
そのため発達障害の子供にとってゲームと言うのは他の遊びよりもとっつきやすく、また夢中になりやすいのでしょう。
一人でできる、という点も協調性やコミュニケーションに苦手意識を持っている発達障害の子供にとっては都合がいいのかもしれません。
TVゲームが悪い!とは一概には言えません。
現代においてまったくゲームをさせない、というのは不可能ですし、それでは学校や幼稚園などの話題にもついていけないのではないでしょうか。
ですから、タイマーなどで時間を決めて遊ばせることが重要です。
何らかの運動を習わせたり、習い事をさせるのも良いと思います。
生活環境を整えることは、ADHDなどの発達障害にかかわらず子育ての基本です。
できることからコツコツと行っていくことが、子供の将来を明るく照らすのだと僕は考えます。