ADHDに良いサプリと食事徹底検証!

食事療法を始める前に

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ここでは、食事療法を始める前のコツや注意点について伝えようと思います。
ADHDなどの発達障害の子供用の食事療法のほとんどでは、グルテン、カゼイン、砂糖、穀物を除去しなければなりません。

他にどんな食べ物を避ける必要があるかを確認して、食事療法を選択するとより良いです。

以下が、最も基本となる4つの食事療法です。

食事療法名 特徴 利点、効果 欠点
GFCF(グルテン・カゼイン除去)食事療法 最初に取り組むべき食事療法。厳密に行う必要あり。 実施者の65パーセントに効果あり。(アメリカ自閉症研究所の調査) 消化酵素がすべての人に有効なわけではない。
SCD(特定炭水化物)食事療法 カンジダ禁の繁殖、腸内細菌のバランス、腸の炎症、慢性の下痢などに効果 実施者の66パーセントに効果あり。(アメリカ自閉症研究所) 食べ物にこだわる子供には実施が困難。ナッツアレルギーがあると実施が難しい。
BED(ボディ・エコロジー)食事療法 イースト菌増殖への対処に向く 包括的な食事療法でイースト菌治療に最適。実施者の55パーセントに効果あり。 治療の原則が難しく、理解しづらい
WAP(ウェストン・A・プライス)食事療法 栄養と消化問題に対処。ほとんどすべての人に使用できる。   高脂肪の食事になりがちなので、それが問題になる場合も

以上の4つが、基本となる食事療法です。これらの食事療法は、アメリカで最も実施者が多く、また効果も検証されています。
これらの中でも最も重要となるのが、GFCF(グルテンフリーカゼインフリー)食事療法です。 グルテン・カゼインなどの脳を刺激する食材は、中毒症状を引き起こします。

そのため、子供はその食品をいつもほしがるようになります。
つまり、ある食べ物を除去しようとして子供の抵抗にあった場合、その食べ物こそが問題である指標になります


食事療法を実践する際のコツ

食事療法を成功させるためにも、実践のコツをいくつか紹介したいと思います。


1.できれば全員が食事療法の原則を理解する。

母親だけでなく、父親、家族も食事療法について理解してから開始するのが理想的です。
母親が気をつけている食品を、父親が買ってきて食べてしまっては意味がないですからね・・・


2.食品のリストを作成してメニューを考える

食べられる食品、食べられない食品のリストを作り、目につくところに貼っておくと、家族の理解も、お母さんの理解も深まります。


3.注意点

  • 許可されていない食べ物は購入せず、家に置かない。
  • 子供が見つけることのできない場所に隠しておく。

このような注意が必要です。


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