ADHDに良いサプリと食事徹底検証!

三大栄養素を補給する

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基本的なサプリメントで体調を整えたら、次は食事でADHDなどの発達障害の子どもたちに必要な栄養素を補給することに取り組みましょう。
メニューを考える際に重要なのはタンパク質・炭水化物・脂肪の三大栄養素を中心に組み立てる、という点です。
ここではこれら三大栄養素の取り方について考えていきます。
脳や体の働きを高める良質な栄養をとってこと、からだは最大限の機能を発揮できるのです。

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では、良質な栄養とはなんでしょうか?


良質な栄養とは

ADHDの子供が必要とする良質な栄養とはなんでしょうか?

たとえば、脂肪ならナッツ類や種子類、アボカド、オリーブオイルに含まれているものが良質といえます。

ナッツ類には、いろいろな種類の栄養素が豊富に混じった植物性食品です、それは、種子植物として、発芽し幼植物期の発意木に必要な養分を蓄えているためで、それらはバランスのとれた成分で栄養価は高いものです。japanfoodnewsより

良質なタンパク質とは、植物性タンパク質か良質な肉から摂取されるタンパク質を指します。 良質な肉とは、抗生物質などを使用せず、自然な環境下で育てられた動物の肉のことを指します。

炭水化物は果物、イモ類などの野菜や根菜類、全粒粉パンや玄米などの全粒穀物、豆類から複合的に摂取するのが好ましいです。 それらに加えて、有機栽培の果物と野菜をできるだけ多い種類とることを心がければ、非常に良い食事といえるでしょう。


年齢ごとの三大栄養素の推奨摂取量

では、具体的にどれくらいの量を一日に摂ればいいのかを見て行きたいと思います。

●たんぱく質

男性 女性
推奨量(g/日) 推奨量(g/日)
1~2(歳) 20 20
3~5(歳) 25 25
6~7(歳) 35 35
8~9(歳) 40 40
10~11(歳) 50 50
12~14(歳) 60 55
15~17(歳) 65 55
18~29(歳) 60 50
30~49(歳) 60 50
50~69(歳) 60 50
70以上(歳) 60 50
妊婦 初期(付加量) +0
妊婦 中期(付加量) +10
妊婦 末期(付加量) +25
授乳婦 (付加量) +20
  • 耐容上限量の掲載はありませんが、耐容上限量がないということではありません。推奨量を参考に適度に摂取することが大切です。

●脂質

・総脂質の総エネルギーに占める割合;脂肪エネルギー比率(%エネルギー)

男性 女性
目標量(範囲)
(%エネルギー)
目標量(範囲)
(%エネルギー)
1~2(歳) 20~30 20~30
3~5(歳) 20~30 20~30
6~7(歳) 20~30 20~30
8~9(歳) 20~30 20~30
10~11(歳) 20~30 20~30
12~14(歳) 20~30 20~30
20~30 20~30
15~17(歳) 20~30 20~30
18~29(歳) 20~30 20~30
30~49(歳) 20~30 20~30
50~69(歳) 20~30 20~30
20~30 20~30
70以上(歳) 20~30 20~30
妊婦 -
授乳婦 -
  • 目標量は脂肪エネルギー比率(%)で示されています。
    脂肪エネルギー比率(%)=脂質(g)×9/総エネルギー(kcal)×100
  • 妊婦、授乳婦では数値の掲載がありませんが目標量がないということではありません。通常時の目標量を参考にして適度な摂取が大切です。
  • 耐容上限量の掲載はありませんが、耐容上限量がないということではありません。推奨量を参考に適度に摂取することが大切です。

●炭水化物

男性 女性
目標量(%エネルギー) 目標量(%エネルギー)
1~2(歳) 50~65 50~65
3~5(歳) 50~65 50~65
6~7(歳) 50~65 50~65
8~9(歳) 50~65 50~65
10~11(歳)
12~14(歳) 50~65 50~65
15~17(歳) 50~65 50~65
18~29(歳) 50~65 50~65
30~49(歳) 50~65 50~65
50~69(歳) 50~65 50~65
70以上(歳) 50~65 50~65
妊婦(付加量) -
授乳婦(付加量) -
  • 目標量は炭水化物エネルギー比率(%)で示されています。炭水化物エネルギー比率(%)=炭水化物(g)×4/総エネルギー(kcal)×100
  • 妊婦、授乳婦では数値の掲載はありませんが、目標量がないということではありません。通常時を参考にして適度な摂取が大切です。
  • 上記の目標量にはアルコールに由来するエネルギーも含みますが、アルコールで代用してよいという意味ではありません。

(glicoホームページより)

これらの推奨摂取量はADHDの子供はもちろん、お父さんやお母さんにも当てはまります。
食事というのは本当に大切です。
これを機に、家族の食生活を見なおしてはいかがでしょうか?



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