ADHDに良いサプリと食事徹底検証!

さらに効果を上げるために①

目次へ

WAP食事療法  次→

ここまでのステップでは、体に外を与えている食品を取り除き、基本的な栄養素をサプリメントや食事で補給してきました

このステップでは一歩進んで、普段の食事の栄養価を高めるためのメニューの提案や、栄養素の消化吸収をよくする方法を紹介したいと思います。
これは、ADHDなどの発達障害の子供だけでなく、家族全員の体調管理にも役立つ方法なので、ぜひ実践してみてください。

発達障害の子供におすすめの食品

日々の食事で、栄養豊富な食品をバランスよくとることが大切なのは言うまでもありません。
ここまでのステップでは、除去すべき食品に焦点を当てて紹介してきました

「では発達障害の子供にはどんな食品が良いの?」
と思った方もいらっしゃるのではないかと思います。

そこで、ここでは積極的に食べてもらいたい食品と、そこに含まれる栄養素をリストアップしてみました。
これらはどれも栄養価が高く、ビタミンやミネラルが豊富な食品です。

食事療法、もしくは過敏症で除外する対象となっていないなら、積極的にとっていただければと思います。

食品 おもな栄養素
サツマイモ 食物繊維、ベータカロチン、ビタミンB6、カリウムなど
自然な環境で育てられた卵や肉とその脂肪分 ビタミンB12、ビタミンA、ビタミンB郡、ビタミンD、ビタミンE、セレニウム、カルシウム、ヨウ素、亜鉛、鉄など
豆類 葉酸、ビタミンB6、カリウム、マグネシウム、亜鉛、鉄など
全粒穀物 セレニウム、ビタミンE、マグネシウム、ビタミンB6など
葉物野菜 カルシウム、ビタミンC、葉酸、ベータカロチン、ビタミンA、マグネシウム、鉄など
ネトル茶(バーブティー) カルシウム、マグネシウム、カリウムなど
ナッツや種子類 カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、ビタミンB6、ビタミンB3、ビタミンE、葉酸など
麻の実 オメガ3、ビタミンE、メチオニン、システイン、L-アルギニンなど


スープ・ジュースは栄養素を吸収し易い形にする。

いろいろな食材に含まれる栄養素を逸品でとれるようなメニューもぜひ取り入れて頂きたいと思います。

僕が特にすすめるのは、肉や魚、野菜などを煮込んだスープと野菜のジュースです。 肉、魚、野菜などを煮だしたスープは、豊富な栄養素が含まれる素晴らしいメニューです。

骨を煮だしたスープは、先住民の文化でも、病気の人や高齢者、産後の母親に必要な栄養を与える方法として伝統的に使われてきました。

また、ジュースやスムージー、スープなどにすることによって、偏食がある子どもにも有効な栄養摂取の方法と言えます。

ちなみに野菜や果物のジュースは、時間が経つと酸化して効果が薄れる物があります。 作ったらすぐに飲みましょう。

すぐに飲めない場合はジュースをガラス容器に移し、冷蔵庫で密閉保存して酸化を防ぐと良いです。

WAP食事療法  次→

» 「ADHDに良い食事とサプリ徹底検証!」のTOPへ

↑ PAGE TOP