なぜADHDを診療する病院は少ないのか?
ADHDなどの発達障害で悩む子供を治療するためには、当然診察をする病院が必要となります。
しかし、現在の日本の医療制度では、児童精神診察のみをする病院はなかなか増やせないのが現状です。
なぜなら、保険診療として診察するのには最低30分以上初診時に診察しないと初診料がとれません。しかも30分以上丁寧に診察したとしても一律同じ料金です。
丁寧な診察を行えば行うほど赤字になり、患者さんが聞きたい事があっても時間内で切り上げないといけないのです。
公的な病院では赤字でもやっていけますが、民間ではそうはいきません。
保険診療のために病院を維持することが難しい医療の分野こそ、公的病院でやるべきなのですが、それができていないために民間のクリニックで高額な自費診療を行わざるをえません。
(⇒ADHDの子供の診療にかかるお金)
そこでこのサイトをあらかじめ読んでいただく事で、少しでも初診時の話を省略し、短い診察時間で多くを知っていただくことができれば良いと思っております。